SMART CITY PROJECT


新着情報

2016.05.09

5月15日、「G7富山環境大臣会合」のパラレルセッション「都市の役割」にて、
東松島市阿部市長は市の取り組みとして「スマート防災エコタウン」と「地域新電力」を
発表致します。

参加予定の都市は、北九州市、富山市、東松島市(日本)、フィレンツ市(伊)、バンクーバー市(加)、ヴィトリー・ル・フランソワ市(仏)、ブリストル市(英、EU推薦)、 フランクフルト・アム・マイン市(独)で、米国は検討中となっています。また、地球環境ファシリティ(GEF)、 イクレイー持続可能性をめざす自治体協議会(ICLEI)、100のレジリエントシティ(100RC)の三つの国際機関等が参加する予定です。

■議論されるテーマ(予定):
   (1)交通網の近代化とコンパクトかつ強靭なまちづくり
   (2)地域資源を活用した低炭素で強靭なエネルギー需給に係る取組
   (3)都市の先進事例の共有と都市間連携の促進・国際機関の果たす役割

■背景及び趣旨:
    人やエネルギーが集積する都市は、世界の温室効果ガス排出量の70%以上が都市から排出されており、環境
    汚染等の問題が発生する蓋然性が高く、多くの都市は沿岸部に位置しています。
    そのため、温暖化の極端な影響を受ける危険性が高く、都市における緩和策及び適応策の取組はより一層重
    要になっています。また、昨年のCOP21においても、リマ・パリ行動計画の実施という観点で、都市の役割の重     要性が改めて認識されました。

■G7環境大臣会合のパラレルセッションの開催の目的:
    ①都市が果たす、環境保全と新たな社会構造への対応について、事例を紹介し、今後の各国での進展に
     ついて検討・情報共有を図る。
    ②都市における環境保全施策を推進するうえで、中央政府が果たす役割について検討・議論する。



*パラレルセッションの検討・議論の結果は、議長サマリーとしてとりまとめられ、5月16日に行われるG7環境大臣会合の朝食セッションにて報告されることになっています。 (*議長は、森雅志富山市長と浜中祐徳IGES(地球環境戦略研究機関)理事長が共同で務められます。)
-環境省地球環境局HPより-